かつて子供だった大人だけでなく、今の子供にも楽しんでもらいたい!面倒くさいファン達は、漏れなくこのような布教心理が働きます。ハイ私もです。
しかし、よく考えてみたら、リメイク版を購入検討しているファンの中には、同じような境遇の親御さん世代も方も多いはず……ということで、今回は子供は楽しんでプレイしてくれるのか?どのような反応になるのか?を管理人の実録と共に綴っていこうと思います。
リメイク版のライブアライブを手に入れました。
ファンブログの管理人としてあるまじき遅い報告ですが、ちゃんと発売日に向けて予約して購入しました。
しかし悲しきかな、Nintendo Switchの主導権を息子に握られているばかりか、平日は仕事の為になかなかプレイする時間を確保できません。
だったら休日に息子とプレイすればいいじゃん!
っていうか、一緒にキャッキャ言いながら遊びたい!
と言うわけで、休日の時間を利用してプレイしつつ、実際に「ライブアライブは現代っ子にオススメなのか?」を検証していきたいと思います。
息子は、スマホにSwitchに実況動画と最新ゲームに触れている百戦錬磨の令和ボーイ。ゲーム経験値は、既に当時の私を凌駕していることは間違いありません。
ライブアライブは果たして彼の心に響くのか?
答えはこれから始まる闘いの旅路が教えてくれる。
ー登場人物についてー
本ブログの管理人。ライブアライブは10歳の頃に、友人の誕生会の時に後ろの方で傍聴していたのが初プレイ。以来、ライブアライブがマイベストゲームとなる。
10歳(男子小学5年生)。ライブアライブは未経験というか、どっちかと言うと『Fall Guys』にハマっている。アイコンは「落ち着きのない子供」から拝借。
せっかくの実録なのですから、感想を述べるだけではつまらないので、評価項目を設定して各シナリオ毎に採点していく形を取りたいと思います。
この3点を中心に紹介していきます!
記事も実際にプレイした順番に沿って書いていきます。
原始編
まずは大昔から選ぼう、という事で最初のプレイは原始編に決めました。
やっぱりファーストインプレッションが大事なので、初めてのシナリオ選択は私がちょっぴり誘導しました。
原始編は、コミカルなストーリーで、基本的なRPGの要素もあり、アイテム合成という寄り道的な要素もあり、全体的に子供にはとっつき易いと目論んでの選択です。
案の定ヒットしまして、プレイ開始3分で大部屋にいる原始人のオナラが最高にツボに入っていましたね。哀れなポゴは4~5回オナラを受けて倒れていました。
素材集めも「原始人の数当てクイズ」に変更されており、これも楽しんでいました。
近年、マインクラフトしかりであらゆるゲームにおいて素材集めと言うのがプレイの一環として備わっていますが、「簡単なクイズで大量の素材が集まる」という仕様は現代っ子のアドレナリンを分泌させまくるみたいです。
狂ったように原始人の数を数えていました。
ストーリーの理解度ですが、「何故、べるが追われているのか?」については補足しました。
言葉が無いのはもちろんなのですが、「生贄」「他部族」という概念やキーワードがすぐに連想出来なかったようで、これは「典型的な原始人モノ」が現代のエンターテインメントに少ないことが理由かもしれません。
あと、数日に分けてプレイしたのですが「えっ?もう終わり??」という感想を漏らしていました。
まだまだポゴ達の冒険を楽しみたかったらしく、名残惜しく次のシナリオの選択に移りました。
原始編
キッズ評価:100/100
原始編のベタなギャグに時代は関係ありませんね!
さらにゲームとしてバランスの良いRPGで高評価です。
現代編
「原始編が短かった」と有難いお言葉を頂きましたので、更にサクサク進む現代編を薦めました。
ライブアライブは多様なシステムで遊べるゲームと認識してもらうには、うってつけなシナリオですよね。
さらに、原始編でバトルシステムを理解した上でのプレイなので、二番目としてピッタリ。
開始早々、「え?この6人を倒したら終わりなの?」と主人公たちを挑発する敵サイドの子供キャラみたいなセリフを言いながらプレイ開始。
ちなみに、最初の対戦相手は太ってて倒しやすそうという理由でジャッキー・イヤウケアでした。
よってアームロックを覚えていないので大激怒岩盤割りは習得出来ず。残念。
実は、プレイ前にアドバイスで失敗してしまいまして、「各敵毎に2つの技を覚えることが出来る」とヒントを与えてしまいました。このせいで攻略がグンと楽に。
そう言えば、自分の初プレイでは一体どれだけの技がラーニング出来るか試行錯誤で探って、力尽きてゲームオーバー…みたいな記憶がありました。これ、難易度に影響すると思います。
アドバイスを踏まえて、「新しい技が出るまで気合ため」→「受けたら逃げて気合いため」のヒットアンドウェイ戦法を編み出されてしまいました。そりゃオディ・オブライトから手ぬるいって言われるわ…。
苦戦せずに進み、「楽勝じゃん」と調子に乗った結果、逆転される敵サイドの子供キャラみたいなセリフを吐きながらボス戦まで進むことが出来ました。
そう言えば、奇跡的にワタナベイベントを発生させました。やたら運が良い。
…なのですが、最初のプレイでの原始編では、恒例の「父ちゃ~ん」のセリフはなく、この現代編が初めてのセリフ有りのイベントだったので「あの悲鳴はワタナベ親子なんだよ」と狂気を帯びた補足をする羽目になりました。
現代編
キッズ評価:80/100
なんだかんだ言って、サクサク進んで強くなっていくのは面白かったみたいです。
格闘ゲームに馴染みがあれば、もっと楽しめたかも…。
西部編
マッドが現れた途端、「ピッコロの声だ!」と反応。
声優にはサッパリ詳しくないので、知った顔でこっそりとスマホを開きGoogleで調べてみるとビンゴ。古川登志夫という方が声優を務められているようですね。
とりあえず「その通り、よく分かったなボウズ」とマッドっぽく取り繕いました。
ちなみに何故、よりにもよってピッコロさんをピンポイントで当てたかと言うと、恐らく少し前にピッコロさんが主演の映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』を見に行ったのが原因かと思われます。
余談ですが、映画も面白かったので親御さんは是非、連れて行ってあげて下さい。
ゲーム進行は、アイテムを集めて罠を仕掛けるルールは理解しやすく、奇跡的に手下2匹まで殲滅させてボス戦へ。ガトリング砲の恐怖を味わながらの戦闘も楽しくプレイし、一発クリアでした。
ちなみに、ガトリング砲については一切教えませんでしたので、サンダウンは2回犠牲になりました。
西部編
キッズ評価:80/100
自分の初プレイでは、子分の数を減らし切れずにボロ負けした記憶が……。
現代っ子のゲームスキルが高すぎるのでしょうか…?
共通
ライブアライブの紹介
プレイ前に「これはパパが子供の頃に超ハマったゲームだ」と伝えています。
息子は、父親の意見よりもYouTuerやゆっくり動画の発言を信頼するタイプなので、ライブアライブの偉大さについて説いてもそんなに響きませんでした。無念。
あと息子は「UNDERTALE」のファンだったので、かの戦闘音楽が「MEGALOMANIA」にインスピレーションを受けて製作されたものだと言うのを教えたら(というかリメイクが発表される前から伝え続けていました)少しだけ興味を持ってくれました。
ネタバレの範囲
事前に、全てのシナリオをクリアすると中世編がプレイできる、というネタバレ(?)は伝えました。
ところが、その反応が「中世??」とややピンと来なかったようで、剣と魔法の世界がもはやRPGのスタンダードでは無くなっているかもしれない…という印象を受けました。
多様な世界観のRPGの出現により、テンプレ的な中世の世界は逆に希少となり、ある意味、ライブアライブが持つカウンターの側面が現代っ子には機能しない危惧がありますね。
これはウチの子だけかもしれませんが。
ワタナベイベント
毎回、父親が死ぬのでイベントに遭遇するたびにパパの威厳ポイントが減少していく気がします。
中世編なんか開始直後にその手で倒されるので、その頃には私の方がオディオになっているかもしれません。
続きます!
週末しかプレイできないので、とりあえず今回はここまで。
最終編まで楽しく一緒に遊んで行きたいと思います!
コメント
ん?続きってあるのですか?
とても気になるのですが…